(対訳)
きもちのよいひるさがり
おひさまをいっぱいあびて
ぼくがうたってるのをみたことあるかい?
ぼくにあいたいならいつでもおいで
すぐにぼくのこえがはっきりときこえてくるよ
きもちのよいひるさがり
おひさまをいっぱいあびて
ぼくがうたってるのをみたことあるかい?
おおきなこえでうたをうたおう
きみがたのしくなるように
さあ、うたおう
えいえんよりも1にちながく
*ここはもりのおくふかく
ゆるそう、そしてわすれよう
ごらんよ、なにもかもがあたらしい
ここはもりのおくふかく
わすれよう、つらいことなんか
そんなのみんなおいだして
うたおうよ、うたおうよ
だれもみてないよ
**みんないっしょにここにいて
もりでたのしくくらそうよ
おいしいりんごがみのるきの
こかげのなかで
ぼくがあそんでるのをみたことあるかい?
ぼくにあいたいならすぐみつかるさ
おいでよ、いっしょにじゆうになろう
おいしいりんごがみのるきの
こかげのなかで
ぼくがあそんでるのをみたことあるかい?
ぼくらはいつもなかよし けんかもしない
さあ、あそぼう
えいえんよりも1にちながく
*くりかえし
そんなのみんなおいだして
あそぼうよ、あそぼうよ
おくれちゃだめだよ
**くりかえし
*くりかえし
そんなのみんなおいだして
おどろうよ おどろうよ
**くりかえし
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あとがき
この曲のもつとてもメルヒェンティックな、
無邪気でかわいい雰囲気を出すために、
敢えて一切漢字を使わず、なるべく小さな子供も
使うような言葉を選んで訳してみました.
訳しながらこの曲を1曲リピートにしてずっと聴いていたのですが、
何だか幼稚園のころの無邪気で幸福に包まれていた日々が
懐かしく思い出されてきました.
あのころは良かったなぁ…….
さて個人的な感傷はこの位にして、
今回の解釈上の問題点に移ります.
今回は特に解釈が問題となるような箇所は
特にありませんでしたが、直訳したのでは雰囲気を
損ねてしまうと思われる部分が多かったため、
かなり意訳が多くなっています.
特に激しい意訳をしたのは、
第4連の lovely apple tree(素敵なりんごの木)です。
これは、素直に訳しても良いと思うのですが、
抽象的に「素敵な」とやるより、
より意味を限定して「おいしい林檎の実をつける木」とした
方がよりこの歌の雰囲気に沿っているであろうという
判断から敢えて恣意的とも言える訳を強行した次第です.
私はこの訳に自信を持っているつもりですが、
この部分には賛否両論あると思いますので、
お気に召さない方はここだけ「素敵な林檎の木」と
書き換えておいてください.
今回はかなり癖のある訳になってしまいましたが、
いかがでしょうか.
次回はもっとニュートラルなものになっていますので、
ご安心下さい. |